◆出費の時期が選べないから無計画では家計が破綻するリスク大
サラリーマン(普通の自営業の人も)にとって、一番気にしなければならない支出項目。住宅ローンと並ぶほど大きな出費であり、しかも出費の時期が選べない(住宅のように、今は買うのを止めておこうということができない)ため、実は、家計を破綻させるリスクが最も大きい。

子供が高校・大学と進学する時期は、親の年齢が40歳代から50歳代で、住宅ローンの返済とも時期が重なっているケースが多いため計画性を発揮した事前の準備を是非行いたい。

◆小学校から大学まで1人800万円〜1,500万円は覚悟!、2人いれば住宅ローンより負担が大きい場合も
では、一体いくらかかるのかの目安を示すと、
・大学まで公立・国立で浪人なし下宿なしで卒業した場合が最も安くて約800万円。
・中学から私立で私立大学文系学部を卒業(浪人なし、下宿なし)では約1400万円。
・もし浪人すれば1年あたり100万円プラス、
・下宿をすれば最低でも月10万円として4年で480万円。

もちろん、他にピアノなど習い事をすればその分も上乗せされる。さらに、小学校も私立ということになればプラス600万円だ。当然のことながら、2人子供がいれば2倍、3人いれば3倍となる。


◆『エコノミストによる教育改革への提言』
以前、経済企画庁(現 内閣府)に出向していたときに「エコノミストによる教育改革への提言」を取り纏めたことがある。公立学校の運営費の他に私立学校への補助金も含めると膨大な金額が公的に負担されているが、その使われ方(配分の方法)に無駄があり効率的ではないという指摘をした。国が学校に直接お金を配分するのではなく、国民に教育を受けられるクーポン券(バウチャー)を与えて、どこの学校に渡すかを国民に決めさせれば、学校間で競争原理が働いて、安くて質が高い教育が提供されるはずなのだが。今後に期待。

小学校〜大学までの学費一覧
公立小6年分 35万円
塾費用(小4〜6年) 200万円
私立小6年分 600万円
公立中3年分 40万円
塾費用(中1〜3年) 100万円
私立中学・高校6年分 400万円
公立高3年分 35万円
私立高3年分 200万円
塾費用(高1〜3年) 150万円
浪人1年 100万円
国立大学4年分 250万円
私立大学4年分(文系) 400万円
下宿費(寮費)4年分 480万円
◆低額ケース(小から大まで公立と国立で、塾なし、浪人なし、下宿なし) 360万円
◆標準コース1(小から大まで公立と国立で、塾あり、浪人なし、下宿なし)
810万円
◆標準コース2(高校まで公立で大学は私立、塾あり、浪人なし、下宿なし)
960万円
◆高額ケース1(ずっと私立、塾あり、浪人あり、下宿なし) 1,550万円
◆高額ケース2(高校まで公立で大学は私立、塾あり、浪人あり、下宿あり) 1,660万円
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